2008年1月20日日曜日

ROOTの環境設定(1)

各種のROOTパラメータが記述されるファイルが存在します。
例えば、起動時に読み込まれるrootlogon.C, 終了時に読み込まれるrootlogoff.Cなどです。


と、書いても初めてROOTを使う時はどこにあるかわからないと思います。
これらのファイルの場所は、
$ROOTSYS/etc/system.rootrc
に記述されています。

//////Linuxの場合
Unix.*.Root.DynamicPath: .:$(ROOTSYS)/lib:
Unix.*.Root.MacroPath: .:$(ROOTSYS)/macros:

//////Windowsの場合
WinNT.*.Root.DynamicPath: .;$(ROOTSYS)/bin;$(PATH);
WinNT.*.Root.MacroPath: .;$(ROOTSYS)/macros;

のような記述を探してください。
ここに示されている「MacroPath」が各種設定ファイルの格納場所です。
個々人で設定を変更したい場合は、$(ROOTSYS)を$(HOME)などの個々人の専用ディレクトリに書き換えます。

なお、このファイルには他にも
Hist.Binning.1D.x: 100
のように、様々な設定項目が存在します。変更しておくと、この設定がすべてのユーザーに反映されます。

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